看板や内装にはお金をかけるのに、ホームページにお金をかけるのはイヤ
2019.4.23看板や内装にはお金をかけるのに、ホームページにお金をかけるのはイヤ
WOOMの浦川です。
普段は12時間ぐらいパソコンに向かう生活をしているのに、最近肉体労働を急にしたら全身筋肉痛です。運動不足を痛感します。
さてさて、弊社のお客様はリアルでご商売をされているお客様が多いのですが、これは弊社のお客様に限った話じゃなく、リアルでご商売されている方に比較的共通する話。
看板や内装にはお金をかけるのに、ホームページにお金をかけるのはイヤ
お店を作るのって、看板とか内装とかに数百万・数千万っていう投資が必要ですよね。
でも自分の望み通りのお店を作るためなら多少の無理もする方が多いです。
一方で、ホームページは、手にできる「モノ」としての納品物がないから、目に見える満足感がきっと少ないからか、看板や内装のようにお金をかけることを「もったいない」と感じてる人が多いように思います。
原価がかからないものなんだし、という偏見。
ホームページは確かにモノとして納品されるものはないですが、本当にお金をかけないで、思うような効果が得られるのでしょうか?
前を通る人にしか見られない「看板」
たとえば看板。すごく立派な看板を作ったとします。それを見る人って・・・お店の前を通る人だけですよね。
看板を疎かにしても良い、という話ではありませんが、特に地方だと、前を通る人って、どのくらいの人がいるのでしょうか?
もちろん、看板が気になってお店に寄ることはあるかもしれませんが、それよりも、日本中・世界中の人が見る可能性があるホームページにお金をかけてみた方が有意義なんじゃないか、って考えてみませんか?
簡単には変えられない「看板広告」
お店の前ではなく、国道沿い・駅前などに看板広告を出したとします。
効果が思うようになかったとしても、簡単に内容を変えたり、設置場所を変えたりできないですよね?なんなら、その看板の効果だったかどうかなんて、なんとなく、しかわからないですよね。
ではWEBはどうでしょうか?効果は数値ではっきりと見られますし、全然効果がなかったら内容を変えるのも簡単。やめるのも簡単。設置場所を変えるのも簡単です。設置したまま放置してもお金が毎回かかるのは確かですが、それで効果がなかったらやめたら良いだけです。
最近のWEB広告は、広告を表示する地域や人を絞り込んで配信することができます。年代や性別・職業や趣味などを細かく指定できるものあり、ターゲットに直接リーチできるので、一昔前よりも格段に効果が出やすくなっています。
モノを作るわけじゃないから安くて当然という考え
形あるモノじゃないから安くて当然、なんてことはありえないわけです。木を切って組み立て看板取り付けるから高くて、WEBはパソコンの前でカチャカチャやってるから安い、なわけはないんですよね。もちろん原材料はかかってませんけど、WEBサイト作るためのソフトとかって無料じゃないし、素材だって有料。ネットだって、普通に家で使ってる回線より早くて、固定IPっていうのも必要だし、セキュリティもちゃんとしなきゃいけないし・・・それにかかる人件費は変わらないわけです。
僕も比較的、空気にお金払うのは好きではないのですが、費用対効果で考えれば、WEBサイトにお金をかけた方が、絶対に集客には意味があります。
もちろん内装も看板も大事
かっこいいホームページ見てお店来たらなんかボロボロっていうのもガッカリしちゃいますけど、バランスは大事です。
看板とか内装にばかりお金をかけて、ホームページのこと全然考えてなかった!なんて話はよく聞きます。来た人に対してどうこうは当然としても、まずは来てもらうことを考えないといけません。
仲の良い近所の内装デザインの会社の社長とよく話すのですが、ホームページ作るの忘れてたとか、後でいいやって話をする人がいっぱいいるそうです。そんなわけはないんです。ホームページが望むキーワードで上位表示されるのにはすごく時間もかかるし、それまでの間は広告で早く知ってもらうのも必要だし、ホームページがいずれ必要だと思っているなら早く動くことが大事です。
業者の言うままにお金を払え、なんてことを言うつもりはありませんが、建物のお金をケチると違法建築やら手抜き工事が起きるのと一緒で、ホームページにかけるお金をケチって効果が出る、なんてことはほぼありません。ホームページを作るとき、お店を作る時、お店をリニューアルするとき、看板を作るとき、何にお金をかけるのが正しいのかを、今一度冷静に考えてみることをおすすめします。