2017.12.27島根と山口に行ってきた

WOOMの浦川です。
12月中旬に島根と山口に行ってきました。

屈指の人気観光地「出雲大社」

言わずと知れた山陰地方屈指の人気観光地「出雲大社」。
せっかく山陰に行ったので、ちょっと遠かったですが、思い切って行ってみました。
滞在中、ほぼ雨(豪雨)だったのですが、わずかな観光時間だけ晴れたり雨が止んだりで、なんとか観光することができました。

正面の一番有名な鳥居(?)から、街を見渡す方の景色もなかなか絶景でしたよ。



出雲で泊まった宿はとても良かった

ちょっとした贅沢も旅の醍醐味ですが、出雲で今回泊まった宿はなかなか良かった。
昔はビジネスホテルに泊まって、街で居酒屋とかで飯食ってってやってたのですが、最近いろいろご縁があり、ホテル・旅館などの宿泊施設の仕事に関わることが多々あり、どこの宿も料理のページをすごくちゃんと作りたい・魅せたいというご要望が多く、せっかく泊まったら宿でご飯食べた方が良いのではないか、という気持ちになり、宿で夕飯と朝食を食べることが多くなりました。
お客様と一緒に夕食を食べる、とかそういうことが決まっているときはビジネスホテルに泊まることもありますが、朝食にこだわってるとかそういうところにできれば泊まりたいなと思っています。(普段朝食とらないくせに)

一人で地元の居酒屋に行くのも、店主と仲良くなったり、ほかのお客さんと話していろんなことを教えてもらえるので、それも旅の醍醐味だよなぁと思うところもありますが、宿での食事もいいもんだなぁと最近思います。


そんなに小さな宿ではないですが、おもてなしも素晴らしく、食事も大変美味しく、普段食べない朝食も、モリモリ食べました。朝からノドグロとか贅沢!初めて山陰地方に行きましたが、とにかく食は素晴らしいですね。

今回は出雲と萩っていうかなりの距離を移動する旅になってしまいましたが、出雲・松江・境港とかその辺だけでも十分楽しめるなぁと、また山陰を旅したい気持ちでいます。

世界遺産「石見銀山」

高校の頃は世界史専攻だったもんで、日本の歴史のことはよくわからないのですが、世界遺産であることは知っている「石見銀山」。
とりあえず世界遺産ってそんなに行った記憶もないので、出雲から萩に移動する途中で寄ってみました。

世界遺産センターで、どんなもんか聞いてみて驚き。
町並み地区と銀山地区っていうのに大きく分かれているのですが、町並み地区は片道20分ぐらい、銀山地区はなんと片道2時間40分。観光して戻ってきたら6時間ぐらいかかる計算。
1時間ぐらいで観光したかったので、銀山地区は諦めて、町並み地区だけ行ってきました。

世界遺産について考えさせられる

文化遺産とか自然遺産とかいろいろありますけど、とりあえず保護するもんなんですよね?詳しくわかりませんが。
それが理由なのかどうかはわかりませんが、石見銀山の町並み地区は、別に観光地でもなければ、見どころもあるのかないのか・・・週末に行きましたが全然観光客の姿もなかったですね・・・。
なんならお土産屋さんも2軒ぐらいしかないし、飲食店も古民家カフェみたいのはちょっとどうなのかな・・・と個人的には思いました。出雲の蕎麦とかはまぁわかるんですけど。
銀山を見ていないのでこんなこと言ったら怒られますが、正直人が暮らしている家を外から見て、何をしたら良いのでしょう、って気持ちでした。古い町並みではありますが、これといって・・・という感じ。古き良き時代を残すのが目的なのかもしれませんが、世界遺産の観光地なのに、観光地っぽいものはあまりなかった気がします。

ついでに、行ってない銀山地区についても。行きたかったけど、時間の都合で行けなかっただけですが。
石見銀山を見に来る人って、果たして誰なんですかね?若い人は移住こそする人もいるみたいですが、観光客はほとんどいなかったです。
そうなるとシニア向けの観光地なのかな、と思いますが、果たして片道2時間40分の山道を老人が歩くのだろうか。
バスもないし、ベロタクシーはどこまで行ってるのかわからないけど、あるみたい。電動自転車もあるみたいだけど、徒歩で2時間40分は自転車だったとしてもかなりの時間かかりますよね。
行ってないのに勝手なことを書くのもなんですが、環境を保護するって意味での世界遺産は良いと思いますが、観光地としては果たしてどうなのか、と思っちゃいました。

石見銀山は街からもそんなに遠くなく、駐車場も無料だし、バスも世界遺産センターと町並み地区には通っているので、そんなに交通の便が悪いわけじゃないので、もったいないなぁと思った次第です。

世界遺産の街・萩

翌日萩市のマラソン大会があるということで宿がいっぱいで、どことは言いませんが、仕方なく町外れのホテルに宿泊。
ふぐの薄造りにラップかかって出てきちゃうとか、まだ食ってんのに次のものをすごい勢いで出してくるとか、おもてなしとしてはどうなの、と思いました。景色だけは良かったです。


萩でも世界遺産についてはちょっと思うところがありましたけど、それはまぁ聞きたい方がいればお会いしたときにでも。

秋芳洞・秋吉台






今回は、萩・石見空港を利用したので、最終日は秋吉台とか山口県内を少し観光。
夏は涼しいであろう秋芳洞、冬は暑くて汗かきました。みんな上着脱いで歩いてました。湿気もすごいし。

まぁでも秋芳洞はなかなか良かったです。自然が作り出した絶景みたいなのが好きなので、ここはオススメ観光地。
2回行くかどうかはわかりませんが、1度は行った方がいい気がします。

山陰地方で感じたこと

とにかく、同じ県内なのに、島根県内は移動が大変です。山陰道がところどころしか開通していないのと、国道が一車線の区間が長いので、移動にすご~~く時間がかかります。
なんでこんな人がいないエリアに空港3つ(石見空港・出雲空港・米子空港)なんてあんだろうって思ったけど、まぁ納得。
ちなみに、萩・石見空港は、島根県西部の益田市ってところにありますが、着陸の際は下にある学校にいる子供が見えるぐらい街の真上を旋回して着陸します。益田市街地からも車で5分と大変アクセスが良いです。しかも羽田便は朝10時過ぎに羽田を出る便があり、帰りも19時半頃に羽田に着く便があり、とってもアクセスが良いです。なのに週末なのにガラガラで、そのうち無くなるんじゃないかって心配になっちゃいました。

噂では聞いていたけれど、やっぱり魚は美味いし、肉も美味い、山陰は食の宝庫だなってすごく思いました。
関西より東京の方がたぶんアクセスが良いので、週末にぶらっと山陰地方に旅してみるのも良いんじゃないかなぁと思います。

あと、iPhoneXはすごい

先月、iPhoneXに機種変更したので、今回はもう1台持っているXperia XZとiPhoneXと一眼レフの3つでいろいろ写真を撮ってみましたが、iPhoneXのカメラはすごいなって思いました。
正直、一眼レフ要らないよな(一眼レフの使い方がよくわかってないのが理由)って。
実際に目で見てる状況よりデフォルメしてる感は少しあるのですが(そんなに晴れてたっけ?みたいな)、すごいキレイな写真が撮れる。
技術の進化を感じた一方、ちゃんと一眼レフの使い方を勉強した方がいいなとも思いました(ずっと思ってるけど)。