2019.2.19僕の人生を変えた社長面接

WOOMの浦川です。
2月で独立して丸4年、5年目になりました。早いものです。
せっかくなので、昔を思い出して、僕が独立するキッカケになった社長の話でも。

某IT企業の女性社長

今は結構有名だし、テレビCMもやってる気がしますが、当時はまぁ小さくはないけど、まだまだベンチャー感のあった某IT企業。
一次面接・二次面接も好感触で、ここで働くのもいいかなって思ったその会社の最終面接。

お世辞にも若いとは言えないけど、ヒールの高いレザーのブーツに長い髪をなびかせて颯爽と会議室に来た女性。社長でした。

その会社は当時お家騒動でゴタゴタしていて大変な時期だったと記憶していますが、そんな話をしたり、仕事の話をしたり、つつがなく面接が進み、社長にこう聞かれたのです。

将来というか、この先どうしたいの?

うちの会社でやりたいことでもいいし、自分自身がやりたいことでもいいし。

34歳、何がやりたいか見失ってた時期だったのがほんとのところだけど、漠然といつか独立したいって思ってたから正直にそう話しました。

そうするとその女性社長はこう言いました。

え、何でやらないの?私ならやるけど

やりたいって思ったらやればいいのよ。やってダメならそれはそのときだし、やりたいって思ったら私ならやっちゃうけどなーって。

あ、そっかって面接中なのに思っちゃいました。なんか腑に落ちたっていうか、心が楽になったというか。

お金がないから独立できない

その頃ずっと思ってたことですし、僕が独立しない理由はずっとそれでした。でも、違いました。

「お金なんてどうにでもなるわよ、本当にやりたいなら。」

そう言われました。実際僕は独立するとき全然貯金もないし、なんなら仕事用と思ってパソコンを買ったけど、お金もないからローンで買いました。でも結局その社長の言う通り、なんとかなりました。

やらない言い訳を考えてる暇があるなら、まずはやる

独立したするに決めたことです。
独立自体は大きな決断でしたけど、それ以外にも生きているとたくさんの決断をしないといけないことがあります。大きなことも小さなことも。
でも、やらない理由を考えたり探したりしてウダウダしている暇があるなら、とっととやった方がいいです。

本気でやりたいならお金はどうにかなるってあの面接で言われたことは、実際に独立してITベンチャーとして今では大きな会社の社長の実体験であり、それが真実です。

先行者利益のこともありますけど、投資でも融資でも、やりたいことがあるならやる方法はいくらでもあります。お金を理由にやらないっていうのは本当にもったいないことだと思います。

とは言え、継続的にお金を稼ぐっていうのは簡単な話じゃないです。気持ちだけで儲かるほど世の中甘くないので、そこから先は独立してから頑張るしかないです。

35歳でできないことは40歳ではできない

僕は34歳のときに独立をしました。そのとき、30を越えて年々新しいことをやるっていうことに臆病になっている自分にも薄々気づいていました。35になるって年の2月に独立したんですが、このまま35になって、40になって、だんだん年をとっていくと、どんどん臆病になってしまって、結局何もやらずにつまらない人生だったなって死んでいくんだろうなって。

35歳でできないことは40歳ではできないし、やるなら早い方がいい。
なんだって、早くスタートした方がいいです。やり始めたら初めて見えることもたくさんあるし、計画を立てることが悪いことだとは思わないけど、最初にどんなに考えても結局その通りになんかだいたい行かないです。
だったら走りながら考えてもいいんじゃないかなって思います。

ベンチャー社長との話は楽しい

会社の面接でも、商談でもそうですが、中小企業・ベンチャー社長との話は楽しいです。
実体験でお話する方も多いですし、夢を語る人も多くいます。

そういう社長と話してる中で生まれることもいっぱいあるし、自分でもやってみよう!って思うこともあります。

以上、とりとめのない思い出話でした。